Dec 22, 2014

新油deホタテのカルパッチョ il carpaccio di capasanta con olio novello


Novelloの季節はお料理が楽しいですね〜♪
普段は日常に追われて、お料理するのがとっても面倒だったりすることもしばしば....でも、Novelloは1年に一度!今の季節だけ!フレッシュで美味しいうちに楽しみたい♪という気持ちが勝り、ちゃきちゃきお料理しちゃいます。

本日の一品はホタテのカルパッチョ。ま、カルパッチョは"お料理する"ってほどのものでもありませんが.....^^;

ホタテってイタリア語でカパサンタっていうんですね〜!サンタクロースの季節、これは覚えやすい☆イタリア語初心者の私はイタリア語の語彙を増やしたいので、ほぼ毎回ブログのタイトルをイタリア語でも書いているのですが、もし文法的に何か間違や、そうは言わないよ〜!なんてことを発見した方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ教えて下さるととって〜も嬉しいです。よろしくお願いします♡

ホタテのカルパッチョ

*材料*
新鮮なホタテ
パセリのみじん切り
岩塩
粗挽き黒胡椒
美味しいEXV.オリーブオイル

1. ホタテを薄くスライスし、お皿に並べる
2. 1に岩塩と黒胡椒をガリガリして、みじん切りにしたパセリを散らす
3. 仕上げに美味しいEXV.オリーブオイルをたっぷり回しかける♡

ちなみに私はお魚を薄くスライスするのは苦手なので、いつも行くスーパーのお魚屋さんでスライスしてもらっています。
それからパセリ。使う度に使う量だけみじん切りにするのが面倒なのと、途中まで使って忘れるパターンを防ぐためと、冷蔵庫の省スペースのために一束買ったらスグに全てをフードプロセッサーでみじん切りにしてホーローに入れて保存しています。こうしておくと使い忘れも防げて、いつでもたっぷり使えます♪

今宵は新月と冬至が重なる、とっても珍しい月回りのようですね☆
今からユズ湯にゆっくり浸かりながら、いろいろと妄想♡瞑想♡しようと思います♪
それでは、みなさまも素敵な夜を☆
BUONA SERATA☆






Dec 18, 2014

手作りオリーブオイル石けん 解禁♪ Il sapone all'olio di oliva fatto in casa


作りたいな〜と思い続けて、早10年。ようやく重い腰が上がった時には、たくさん持っていた石鹸作りの本を「10年持ってて作らなかったから、どうせこれからも作らないや〜」と、ブックオフに売ったばかり。

売ってしまった本と同じものをまた買うのも何してんだか.....という感じだし、ネットでも見ながら作ろうかなと思っていた時に、たまたま見つけた「好きな石鹸が作れる」という一日講座。
その講座で念願のオリーブオイル石鹸を作って来たのが11月初旬。
約一ヶ月の熟成期間を経て、本日めでたく解禁♪

とっても優しいオリーブの香り、癒されます♡

初めて作ったオリーブオイル100%の石鹸。
オリーブオイルだけだと泡立ちがよくなかったり、溶けやすかったりするので、普通は泡立ちをよくするためにパーム核オイルやココナッツオイルを入れたり、固さを出すためにパームオイルを入れたりするようですが、私はあえてオリーブオイルだけにしてみました♪

石鹸作りって、思ったより面倒ではなかったので、一度石鹸作りを習っておけば次回からは家で一人で作れそう♪一応、研究職出身なので劇薬にも全く抵抗ありませんっ^^

次回は精油や美容成分を添加してみようかな♪

これは友人からのいただきもののギリシャのオリーブオイル石鹸。

グリーンの方にはスーパーフードとしても話題のスピルリナ(藻類)とグリーンクレイ、カモミールが配合。

ブラウンの方にはチョコレートとカカオの粒、カモミール配合。

チョコレートの方はもう使い終わりましたが、しっとりしてなかなか使い心地よかったです♪

オリーブオイルは食べるだけでなく、いろいろ活用できて万能☆

今度はオリーブオイルと我が家の愛犬クレマのことをお話ししますね♪

Dec 16, 2014

お花と旅するオリーブオイル 冬編


お花と旅するオリーブオイル 冬編

クリスマスリース
絞りたてオイルを楽しむ

クリスマスリースも絞りたてのオイルも
この時期ならではの楽しみ

エバーグリーンの香りに癒されながらのLesson♪


☆クリスマスリースのフラワーレシピ☆
ヒムロ杉/コニファー ブルーアイス/グニユーカリ/スプレーブルニア
松ぼっくり/コットンフラワー

☆Lessonでテイスティングした絞りたてオリーブオイルリスト☆
サントーロ EXV.オリーブオイル
生産地:イタリア・プーリア州
品種:チェリー・ディ・ナルドー 100%

フラントイオ・バッタ EXV.オリーブオイル
生産地:イタリア・ウンブリア州
品種:フラントイオ50%, ドルチェ・アゴージャ 20%, 
レッチーノ20%, モライオーロ 10%

ディジーザ EXV.オリーブオイル
生産地:イタリア・シチリア州
品種:チェラスオーラ100%

リブランディ EXV.オリーブオイル

生産地:イタリア・カラブリア州
品種:ノチェラーラ・デル・ベリーチェ 100%

毎回Lessonでいくつかオイルを

テイスティングするのですが
「この前のオイルが美味しかったので
早速買いに行き愛用しています♪」
という声を聞くと
とってもうれしくなります♪

今年も残すところ2週間....
そして
来週はクリスマス♪
素敵なホリデイシーズンを♡

Have happy holidays!!!!




Dec 12, 2014

オリーブオイルとチーズのスローフードな夕べ 新油編 Olio novello e formaggio


昨夜はThe Cheese RoomさんとCasa Morimiさんのコラボセミナー "オリーブオイルとチーズのスローフードな夕べ 新油編" へ行ってきました。
私は以前チーズ業界でも働いていた(社内資格ですがチーズアドバイザー持ってますw)ことがあるので、この日をとっても楽しみにしていました♪
しかも講師はイタリアよりスローフード食科学大学で教えてらっしゃるクリスティアーノ・デ・リッカルディス氏!かつてから食科学大学で学んでみたいなぁ〜と思っていたので、東京で食科学大学の先生の講義が受けられるなんて夢のよう☆

セミナーでテイスティングした6種類のオイルは…
昨年収穫のもの2種、Novello 2種、フレーバーオイル2種。
それぞれのオイルに合わせて6種類のチーズがサーブされ、チーズや野菜と食べ合わせを学びました。

オリーブオイルもチーズも脂質です。
脂質+脂質.......考えただけでも口の中がまったりとしてしまいそうですが、チーズに合わせるオイルによって、チーズの旨味が引き立ったり、さっぱりしたり、はたまた獣臭さが和らいだりと、とっても奥が深い!これからチーズとオリーブオイルのマリアージュを考えるのが楽しくなりそうです♪

この講座でとっても気に入ったカップリングがあります♡
私は普段フレーバーオイルは使わないのですが、
まるで絞りたての人参ジュースのような人参+オレンジのフレーバーオイルと、
ロンバルディア州のウォッシュタイプのチーズタレッジオ+オレンジのフレーバーオイル
オレンジの香りがとっても爽やかで食材の良さを上手く引き立ててくれていました。
みなさんも是非お試しあれ♪

余談ですが、以前スペインのオリーブオイルのインポーターで働いていた時に大変お世話になった方に偶然お会いできたりと、とっても楽しく実りある時間でした。次回の開催は春のようです。見逃さないようにしなきゃ!

さて、今日はお花と旅するオリーブオイル
今月は毎年恒例のクリスマスリースと絞りたてのオイルを楽しむです。
クリスマスリースも絞りたてのオイルもこの時期ならではのものですね♪

それでは、みなさま今日も素敵な一日を♪


Dec 11, 2014

搾りたてオイル:フラントイオ バッタ Frantoio BATTA , Novello 2014

OLIOTECAに勤める友達から
10日から数量限定でNovelloが店頭に並ぶよ〜♪
とのことだったので、早速足を運びました。
店頭に並んだ12種類のNovelloをゆっくりテイスティング。
どれもそれぞれ個性があり
Novello独特の青々しさとフレッシュさが美味。
その中でも私が直感で
"この感じすごく好きなタイプ♡"
とピピピときた、
ウンブリア州のコチラのオイルを買って帰りました。
香りを嗅いで口に含んだ瞬間
一瞬にして
イタリアのオリーブ農園まで
飛んで行ってしまったような...
そんな気持ちにさせてくれるオイルです。

FRANTOIO BATTA フラントイオ バッタ

ウンブリア州ペルージャ近郊の小規模農家、自家畑にて栽培したオリーブを搾油
年間生産量わずか8000本 (今年はもっと少ないんじゃなかな)
有機認証(ICEA, JAS)
生産者:ジョバンニ・バッタ
品種:フラントイオ 50%, ドルチェ・アゴージャ 20%, レッチーノ 20%, モライオーロ 10%
酸度:0.15%以下
収穫:手摘み+機械摘み
搾油:遠心分離機により連続法
(以上、オリオテーカさんのHPより)

香り:青リンゴ、青いトマト、トマトの茎、刈たての草、ルッコラ、アーティチョーク
味わい:青いトマト、ルッコラ、アーティチョーク、青いアーモンド、細かく砕いた黒胡椒


Dec 10, 2014

搾りたてのオイルの季節ですね♪-1.収穫編 Il tempo di olio novello!!!-1.La raccolta

搾りてのオリーブオイル Novelloの季節ですね♪
今年のトスカーナ地方は天候不順で収穫量が大幅に激減し、今年は収穫をあきらめるという苦肉の決断をした生産者さんもいたようで、今年はNovelloを無事に味わうことができるのかと心配でしたが、空輸で届いたオリーブオイルが続々といろんなお店の店頭を賑わせています。絞りたてのオリーブオイルの美味しさを知ってしまってからは、毎年この季節が楽しみでなりません。
 思い起こせば去年の秋はトスカーナ地方ルッカの農園で収穫のお手伝いをしました。
 こちらの農園では電動クワデで足元に敷き詰めたネットの上にオリーブの実を落とします。
 そしてネットに落ちたオリーブの回収です。ネットをたぐり寄せて、オリーブを一カ所に集めるのですが、実はこの作業って結構なチカラ仕事なんです!
 一カ所に集まったオリーブをカゴに入れます。
コチラがその日に収穫したオリーブたち。この後すぐに車に積み込み、搾油所へ行き搾油をしました。搾油の様子はまた後日☆
おまけの写真は農園のワンコたち。こんな場所でのびのびと
 2匹はとっても仲良しで元気に戯れ合ったり、走りまわったり♪
こんな素敵な場所でオリーブに囲まれて、のびのびと暮らしているワンコ達ってとってもしあわせだろうな〜♪と、日本でお留守番している我が家のワンコ"Crema"のことがとっても恋しくなったのでした。

Dec 9, 2014

ベルガモへ行こう♪ Andiamo a Bergamo!

来年2015年はミラノ万博が開催されますね。その開催にあたってアクセスの重要な拠点のひとつとなる小さな中世の街ベルガモのプレゼンテーションが昨日、在日イタリア商工会議所で行われました。

ミラノからわずか電車で1時間ほどの場所にある、"ロンバルディア州で最も美しい街"といわれているベルガモ。ベルガモは丘の上の街"チッタアルタCitta' alta" と丘の下の街"チッタバッサCitta' bassa"に分かれており、特に丘の上のチッタアルタは城壁に囲まれた中世にタイムスリップしたような素敵な街だそう。
もちろんベルガモの見所はチッタアルタだけでなく、ベルガモ音楽祭が開催されたり、スキー場があったり、湖でのアクティビティが楽しめたり、スパがあったり....と、ゆっくりと滞在してみたいと思わせる魅力がたくさん。炭酸水で有名なサンペリグリーノもベルガモなんです。

そして旅の楽しみの1つである食事。美味しいレストランもとても充実していて旅人の胃袋を満足させてくれる美食の街でもあります。
そういえば、うちの近所にチッタアルタというイタリアンがあります。シェフが北イタリアで修行した街の名前だとおっしゃっていましたが、それはベルガモのことだったんだ♪と点が線になりました。今度チッタアルタに伺った時にはベルガモの街を思い浮かべながら美味しくいただこと思います♪

そしてベルガモの郷土料理のひとつであるポレンタ。
みなさんご存知だと思いますが、ポレンタはコーンミールを鍋で練り上げたもので、付け合わせとして食べられています。もちもちしていて素朴な味わいは日本人にとって白米みたいなものですね、きっと。

ベルガモではあまり農業は盛んではないそう。オリーブオイルソムリエとして一番気になるオリーブオイル.....残念ながらオリーブオイルは生産されていないとのこと。でも美味しいワインやチーズは作られており、昨日はシャンパーニュ製法で作られたスパークリングとチーズも美味しく味わいました☆

みなさん、ミラノへ訪れた際にはぜひ中世ルネッサンスの香り漂うベルガモまで足を延ばしてみてはいかがですか?ロマンティックな街並みと澄んだ空気と美味しい料理があなたを癒してくれはずです。私も行ってみたいなぁ〜♪