Jan 6, 2016

イタリアの年末年始

今日1月6日はイタリアではEpifania(エピファニア)という祝日
12月25日に生まれたキリストをお祝いするために東方の三博士が現れたことを記念する日とされています。
そしてさらに5日の夜中にBefana(べファーナ)という魔法使いの老婆がほうきに乗ってやって来て、クリスマスツリーのところに置いている靴下に良い子にはお菓子やキャンディを、悪い子には石炭を入れておくという言い伝えがあるそうです。(アメリカのハロウィンや大分の"おせったい"みたいな感じかな。)
イタリア語の先生が日本はクリスマスが終わったらすぐにツリーを仕舞うけど、これからが本番なのに...イタリアでは1月6日にツリーを仕舞うんだよ。と教えてくれたように、12月24日に始まったフェスタは今日1月6日を持って終了となります。

【年末年始のお祝いに関するイタリア語】
12/24 Vigilia di Natale (クリスマスイブ)
12/25 Natale (クリスマス)
12/26 Santo Stefano
12/31 Santo Silvestro (大晦日)
01/01 Capodanno (元旦)
01/06 Epifania
サンタクロース Babbo Natale
クリスマスツリー Albero di Natale

ちなみに写真のクリスマスツリーはイタリアではなくフランスでの写真。
もう随分前になりますがブルゴーニュ時代にとってもお世話になった方のフォンティーヌブローのお屋敷に5年振りに伺ったときのものです。

それでは、おやすみなさい☆ Buona notte!!!



小さなパネットーネ「パネットンチーノ」

ミラノ発祥のパン菓子「パネットーネ」
クリスマスの時期から年明けまでにイタリアでよく食べられている伝統菓子。
このパネットーネはパネットーネ酵母という特殊な酵母を使ってゆっくり発酵させたブリオッシュ生地にレーズンやオレンジピールなどを入れてドーム型に焼かれたもの。
パネットーネ酵母はどうして特殊かって?
それは、この酵母は仔牛の小腸から採取されるという珍しいもので、酵母を育てるのもなかなか難しいらしいのです。
たまたま行った恵比寿のワインマーケットで見つけた、小さいなパネットーネ「パネットンチーノ」
イタリア語は“小さな”とか“かわいい”とかを表す接尾語に-ino/-inaが使われます。
なので、小さなパネットーネはパネットンチーノ。
パネットーネ以上に日本でよく知られているヨーロッパのクリスマス菓子といえば、シュトーレンがありますが、私はこのずっしりした甘さがとっても苦手なのですが、パネットーネは軽くて素朴な味わいなので大好きです。
毎年ミラノでパネットーネの品評会が開かれているらしいのですが、その品評会で2つの受賞したというイタリアパンのお店"Pane & Olio"が我が家の近くにあります。
まだここのパネットーネはいただいたことがないので、次回は是非忘れずに買いに行こうと思います。

それでは、ciao ciao!!!

Happy New Year 2016

2016年が始まりましたね。
今年もワクワクする企画をいろいろ考えています。
2016年もクレマ共々よろしくお願いします。